日本一の品揃えという京都の楽器屋で本体を決めたが、弓に決断ができず、何度もそこに通った。よい弓のよさを知らなかった昔なら絶対しなかっただろうことだ。迷いに迷っている僕に、見かねた店の主人が「これは普通売らないんだけど」と奥から一本別の弓を出してきた。これがダントツだったので迷う間もなく決定。
弓の価値は?と図書館で調べたら、その作者の弓一本の価値は1万ドル〜とあって、出したお金よりずっと高かった。
店の主人は、聞き分けのできないような人にはろくでもないものを売ってもよい、という哲学の持ち主との噂を聞いていたのでやられんぞ、と思っていたのだけれど、粘り勝ちできたのかもしれない。
ビオラ購入過程で結構楽器のよしあしがわかる耳を持てるようになったのが一番の収穫